EUR/JPY

ユーロ円の今後の動き

2011年10月には、ギリシャ国債のデフォルトが懸念され、EU(欧州連合)の通貨ユーロは、大幅に売られ、ユーロ安円高が進みました。

その流れは続き、2012年7月には、1ユーロ=94円の安値をつけました。
ユーロも弱い、ドルも弱いということで、消去法で円が買われた側面もありました。
しかし、EUやIMF(国際通貨基金)の支援が入り、ギリシャ国債の大量の償還も無事にのりきることができました。
そのため、欧州債務危機をのりきることができると受け取られ、2012年8月からは、逆にユーロ高円安の流れが進みました。
その後は、欧州やアメリカ、日本の経済指標や、政府要人の発言により、一進一退を繰り返していますが、ユーロ高円安の流れが続いています。

 

2013年のユーロ円為替相場は、どうなるでしょうか。
2013年は、解散総選挙ではじまった日本サイドの影響が大きいと考えられます。

 

第2次安倍内閣が掲げた、アベノミクスの経済政策による影響です。
目玉は、デフレ克服です。
そのためには、日本銀行法改正さえも行い、インフレターゲットを設定し、大胆な金融緩和を行うというものです。
それまで、アメリカやEUは、ドルやユーロをドンドン刷って、市場に供給し、通貨安を行っていましたが、日本も負けずに、金融緩和を行うと宣言したものです。

 

アメリカやEUも失業率は高く、まだまだ厳しい状況にかわりはありせんが、一部の地域では地価の上昇も始り、景気の回復の兆しもあります。
さらには、投資家の円売りも手伝い、2012年11月からユーロ高円安の流れが加速しています。
日本のインフレの兆しが見えるまでは、このユーロ高円安の流れはFXでも続くものと考えられます。

 

しかし決して安易に取引を仕掛けてはいけません。
FX初心者はじっくり流れを見守って円安ムードが高まってからユーロ買いをすればいいのです。

 

ユーロ経済懸念はまだ残っています。